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内田が右サイドからチャンス演出も…シャルケは17位転落

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[10.30 ブンデスリーガ第10節 シャルケ04 0-1 レバークーゼン]

 ブンデスリーガは30日、第10節2日目を行い、DF内田篤人が所属するシャルケ04はホームでレバークーゼンに0-1で敗れた。今季ホームでは2分3敗と勝利がなく、順位も17位に転落。試合後はサポーターから大きなブーイングが飛んだ。

 内田は公式戦5試合連続の先発出場。前半20分、右サイドでボールをキープしたMFジェファーソン・ファルファンの背後からオーバーラップを仕掛け、パスを受けると、ゴール前に鋭いクロスを送る。同27分にもファルファンのパスから右サイドを抜け出し、角度のない位置から思い切りよくシュート。ファルファンとのコンビネーションで右サイドからチャンスをつくった。

 しかし、再三の好機にもFWクラース・ヤン・フンテラールが決め切れない。前半22分、ファルファンの右クロスからヘディングシュートを放つと、クロスバーを直撃。後半1分にもファルファンの右クロスに頭で合わせたが、今度はゴールポストを叩いた。

 すると、後半20分、中盤でボールを奪われ、1本のスルーパスでFWシドニー・サムに最終ラインを突破され、先制点を献上。なんとか同点ゴールを目指すが、同30分のフンテラールのヘディングシュートもゴール上に外れるなど1点が遠かった。

 リーグ戦はこれで5試合勝利なし(3分2敗)。今季いまだ1勝とトンネルから抜け出せず、18チーム中17位と降格圏に低迷している。

[写真]ホームでの敗戦に肩を落とす内田篤人

(文 西山紘平)

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