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コパ・アメリカ対戦国その1[アルゼンチン]

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 11年7月に行われるコパ・アメリカ、グループリーグで日本の最大のライバルと予想されるのは、やはり開催国アルゼンチンだろう。93年以来優勝から遠ざかっており、開催国として優勝は至上命令で臨んでくる今大会、リオネル・メッシ(バルセロナ)らベストメンバーを揃えての参戦となるだろう。当然、優勝候補の筆頭ともいえる。

 2日にセルヒオ・バティスタ監督が正式に就任し、システムも従来の4-3-3が濃厚。攻撃陣は前述のメッシを始め、カルロス・テベス(マンチェスター・C)、ディエゴ・ミリート(インテル)、ゴンサロ・イグアインアンヘル・ディ・マリア(ともにR・マドリー)、そしてセルヒオ・アグエロ(A・マドリー)といった多士済々な顔ぶれが並ぶ。また、懸念されている司令塔の位置にもハビエル・パストーレ(パレルモ)といった待望のタレントが台頭。パスセンスはもとより得点力にも優れ、フアン・ロマン・リケルメの正当な後継者として母国でも期待が厚い。

 なお、日本とアルゼンチンの対戦成績は、アルゼンチンが7戦6勝1敗と日本を圧倒。ただし、日本の唯一の勝利は今年10月に行われた最近の試合で、ともに今大会に参加するであろう多くの選手が出場していた。アルゼンチンとしては、日本戦はリベンジという意味合いも強いだろう。

[写真]豪華なタレントが並ぶアルゼンチン(10月の日本戦)

(文 宝田雅樹)

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