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[カーリング杯]バーミンガム、48年ぶりのタイトル制覇

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 イングランド・カーリング杯は27日、ウェンブリー・スタジアムでバーミンガム対アーセナルの決勝戦が行われ、バーミンガムが2-1の勝利を収め、62-63シーズン以来となる優勝を果たした。

 試合は前半28分、CKからのボールをDFロジャー・ジョンソンが頭で合わせたボールを、最後はFWニコラ・ジギッチがコースを変えてゴール。リーグでは16位と低迷するバーミンガムが先制に成功する。
対するアーセナルも同39分、ジャック・ウィルシャーの放ったシュートはクロスバーに嫌われるが、そのこぼれ球をPA内で拾ったアンドレイ・アルシャフィンがクロスを入れると、ロビン・ファン・ペルシーが豪快にボレーで決めて、前半の間に同点に追いついた。

 後半に入ると、両チームともに決め手を欠き、ゴールが決まらないまま終盤へと突入。そして延長へ突入するかと思われた後半44分、バーミンガムFWオバフェミ・マルティンスがアーセナル守備陣の連係ミスを突いて劇的な決勝ゴールを決めて優勝を手繰り寄せた。

 この結果、バーミンガムはカーリング杯勝優勝チームに与えられる来季のEL出場権も獲得している。

[写真]劇的な決勝点を決めた170cmのマルティンス(17番)と先制点を決めた202cmのジギッチ

(文 宝田雅樹)

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