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宮市は8戦連続の先発出場も、フェイエノールトは連敗

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 エールディビジ・フェイエノールトのFW宮市亮は2日に行われた第29節のAZ戦で、8戦連続の先発出場を果たしたが、チームは0-1で敗れて連敗を喫した。

 宮市が2月に加入してからは4勝2分と黒星に縁がなかったものの、前節でローダに0-3の完敗。今節こそ勝ち点3を手に入れ、立て直しといきたいところだったが、相手の堅守を崩すことはできなかった。

 前半44分、カウンターからピンチを迎えると途中出場のFWチャーリソン・ベンスホップにグラウンダーのミドルシュートを沈められ、失点を喫した。さらに後半16分にはDFジル・スヴェルツがFWマールテン・マルテンスを倒して、一発退場。数的不利な戦いを強いられる。その後はチャンスを作ることもできずに、0-1のまま試合は終了した。

 スタンドには「RYO MIYAICHI」と侍のイラストが描かれた弾幕も貼られ、宮市には大きな期待がかかったが、この日は見せ場をつくることはできなかった。サイドからドリブル突破を仕掛けても、相手DFに囲まれてシュートまで持ち込めない。終了間際の後半43分には右サイドを駆け上がり、クロスを上げたが、逆サイドへ大きく振ったボールは味方に合わなかった。3戦連続のフル出場を果たしたものの、試合を通じてのシュート数は0本。加入後初の連敗を喫し、悔しい一戦となってしまった。

(文 片岡涼)

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