今季リーグ制覇を成し遂げたものの、守護神エドウィン・ファン・デル・サールの今季限りでの引退が決まっているマンチェスター・U(イングランド)。
　夏の移籍市場はこれからが本番とはいえ、まだ“後継者”は決まっていないが、20日付けのデイリー・ミラー紙はA・マドリー(スペイン)のGKダビド・デ・ヘアの獲得間近と報じた。

　記事によると、デ・ヘアが今季限りでA・マドリーを退団することが濃厚で、マンUからの1600万ポンド(約21億円)のオファーをチームが受け入れたのではないかとしている。

　09年にトップデビューしたばかりで弱冠20歳のデ・ヘアだが、国内外での評価は高く、リーグ戦では正GKとして今季ここまでの全37試合に出場。

　名前こそ明らかにしていないが、マンUのデイヴィッド・ギルCEOも「われわれが希望するGKは決まっていて、非常に良い交渉ができている。まもなく正式発表できるはずだ」とコメント。一部ではバイエルン移籍が濃厚といわれるシャルケ04のGKマヌエル・ノイアーなどの可能性も残すが、いずれにしても近日中には明かされることになりそうだ。

[写真]20歳にして名GKの賞賛を得ているデ・ヘア

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