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カッサーノが心臓手術へ、戦列復帰までは数ヵ月の見通し

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 ミランは2日、虚血性脳卒中により入院していたFWカッサーノが近日中に心臓の手術を受けることになったと発表した。復帰までは数ヵ月を要する見通しだという。

 カッサーノは29日にアウェーで行われたローマ戦後、航空機でミラノに戻る際、まっすぐに立つことができず、会話も困難な症状が出たため、ただちに入院。72時間に及ぶ複数の検査の結果、虚血性脳卒中は心房中隔欠損症によるものと特定された。

 UEFA.comによると、これは先天性の心臓疾患で、心臓の左右の心房を分ける筋肉の隔壁に穴が開いているため、両心房がきちんと隔てられていないというものだ。

 ミランは「近日中にカッサーノは隔壁の穴をふさぐ手術を受ける。虚血性脳卒中については、ただちに措置が取られたため、脳に残る損傷はない」との声明を発表。幸い病状は深刻なものではなく、選手生命を脅かすものではないようで、数ヵ月後には戦列に復帰できる見通しだという。

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