セリエAのウディネーゼがリールス(ベルギー)に所属する日本代表GK川島永嗣を今冬の移籍市場での獲得候補に挙げていることがわかった。

　29日にイタリアのスポーツサイト「Calcio line」が伝えたもので、ウディネーゼにはスロベニア代表の正GKサミール・ハンダノビッチが所属しているが、ミランなど欧州強豪クラブからのオファーがあり、今冬での移籍が濃厚。後釜として川島に白羽の矢が立ったとみられる。同サイトでは川島について、過去にジェノアやノバラからも獲得選手候補に挙げられた国際経験豊かなGKだと紹介している。

　ウディネーゼは今季12試合を終え、セリエAで欧州CL出場圏である3位につけている強豪。さらに同クラブは、95年から98年まで現・日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ監督が率いていた。ザッケローニ監督の存在が川島の移籍を後押しする可能性もありそうだ。