オランダ杯は21日にラウンド16の3試合が行われ、アヤックス対AZの一戦は、男性サポーターとAZのGKアルヴァラドが乱闘騒ぎを起こしたために中止となった。

　アヤックスの1-0だった前半36分に19歳の男性がピッチに乱入し、GKアルヴァラドを襲撃。同選手はやり返し、足付近を蹴りつけるなどした模様。アルヴァラドは退場となったが、AZのファーベーク監督は、すぐさま選手たちにロッカーに引き上げるように指示し、そのまま試合続行が不可能となった。

　現地報道などによると、ファーベーク監督は選手の身の危険を感じ、このような措置を取ったという。なお、アヤックスのデブール監督は「自分の身を守ったように見えた」とGKアルヴァラドを擁護している。

[写真]襲ってきた男性を蹴りつけるGKアルヴァラド