タイムリミットは残りわずか

　ゼニト・サンクトペテルブルクがアーセナルMFアンドレイ・アルシャビンの復帰を望んでいる。レンタル移籍での獲得に向けて交渉しているようだ。

　2009年にゼニトからアーセナルに加入したアルシャビンは調子を落としており、ホームのファンからもたびたびブーイングを浴びせられている。そこで、古巣のゼニトが獲得に動いているそうだ。

　マキシム・ミトロファノフGM(ゼネラルマネジャー)は、ロシアのメディアで、ロシア代表であるアルシャビンにとって、EUROに向けても良い移籍になるはずだとの見解を示した。

「レンタルで彼を獲得するのは面白いかもしれない。(ゼニトにとってだけでなく)アルシャビンが来るEUROに備えるにも良いだろう。問題は、アーセナルの考えだ。彼らはレンタル(での放出)を望むだろうか?」

「彼ら(アーセナル)と最初の話はした。返答を纏う。アンドレイがイングランドでのプレーをまだ望んでいるのは事実だ。だが、彼は本当にEUROでうまくやりたいと願っている。(ゼニトは)彼にとって良い解決策となるはずだ」

　ロシアの市場は間もなく締め切られるが、移籍は実現するのだろうか。