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ユベントスが9季ぶり28度目のスクデット獲得

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 セリエAは6日、第37節を各地で行った。首位のユベントスはアウェーでカリアリと対戦した。今節で優勝を決めるためにはユベントスは勝ってミランの結果を待つことになる。ユベントスは前半6分にMFミルコ・ブチニッチが先制点を決めて試合を優位に進めると、後半29分にオウンゴールで追加点を挙げ、2-0で勝利。同時刻に行われたミラノダービーでミランが2-4で敗れたため、ユベントスの2002-03シーズン以来、9季ぶり28度目の優勝を決めた。また今季の無敗記録も37に伸ばしている(22勝15分け)。

 先制点はいきなりだった。前半6分、DFラインからのロングパスに抜け出したブチニッチがGKの股を抜いたシュートで1対1を制し、幸先よく先制に成功した。序盤硬さの見えたユベントスだったが、緊張が解れ、先制後は落ち着いてゲームを進めた。

 なかなか試合は動かなかったが、後半29分にユベントスが追加点を挙げる。右サイドからMFマルティン・カセレスがゴール前にアーリークロスを入れる。するとFWマルコ・ボリエッロのマークに付いたDFミケーレ・カニーニの右足に当たってしまう。ボールはループシュートのようにGKの頭上を超えていき、ゴールネットに吸い込まれた。追加点が転がり込んだユベントスが、そのまま2-0でカリアリを下した。

 最終節を前に9シーズンぶりのスクデット獲得となったユベントス。最終節では無敗優勝をかけてアタランタと対戦するが、この勢いをもってすれば問題ないだろう。残る期待は20日にナポリとの決勝を行うコッパ・イタリア(イタリア杯)との2冠制覇だ。

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