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ブンデスリーガが年間の各部門賞を発表、新人賞にロイス、年間MVPにレワンドフスキ

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 ブンデスリーガは7日、ブンデスリーガ所属選手のみを対象としたドイツプロサッカー選手協会選出の2011-2012シーズン、各部門表彰選手を発表した。

 新人賞には今季32試合に出場し、18得点の活躍をみせ、ボルシアMGを4位へ導いたMFマルコ・ロイスが選出。年間最優秀選手には連覇を達成したドルトムントのFWロベルト・レワンドフスキが選ばれた。同協会はレワンドフスキの選出理由について、「PKでの得点がないにも関わらず、34試合に出場して22得点を挙げる活躍をみせたこと」と説明している。

 また2011-12シーズンの"救世主"には全34試合にフル出場したシュツットガルトの23歳GKスベン・ウルライヒが選出。年間を通じてサプライズを与えたチームには、昨季16位ながら今季は4位と躍進をみせたボルシアMGが選ばれ、奮闘をみせたチームにはブンデスリーガ昇格1年目ながら14位と健闘したMF細貝萌が所属するアウクスブルクが選ばれた。復活をみせたチームには、昨季12位ながら今季は6位へ滑り込み、ELの出場権を獲得したDF酒井高徳とFW岡崎慎司の所属するシュツットガルトが輝いた。

 年間ベストシーン(決定的瞬間)には首位決戦となった第30節の4月11日、ドルトムントvsバイエルン戦。ドルトムントの1点リードで迎えた後半41分に、MFロッベンのPKをGKバイデンフェラーが止めたシーンが選ばれた。

 なお、ブンデスリーガの年間最優秀選手はこのほかにも2種類あり、選手投票によって行われるキッカー紙の投票。そしてキッカー紙とドイツスポーツジャーナリスト協会の投票で選出されるドイツ国内でプレーする選手と国外でプレーするドイツ人選手を対象とした賞がある。後者はCLやELでの活躍も考慮されるため、MF香川真司の受賞は厳しいという見方もあるが今後、香川はいずれかの賞を受賞することはあるか。期待は高まる。

そのほか各部門賞一覧は以下のとおり

▽新人賞
MFマルコ・ロイス(ボルシアMG)

▽年間最優秀選手
FWロベルト・レバンドフスキ(ドルトムント)

▽2011-12シーズン"救世主"
GKスベン・ウルライヒ(シュツットガルト)

▽得点王
FWクラース・ヤン・フンテラール(シャルケ04)

▽惜別選手
FWラウル・ゴンサレス(シャルケ04)
MFミヒャエル・バラック(レバークーゼン)
FWルーカス・ポドルスキ(ケルン)

▽インパクトチーム
ボルシアMG(4位)

▽奮闘チーム
アウクスブルク(14位)

▽最優秀GK
GKマルク・アンドレ・テル・シュテーゲン(ボルシアMG)

▽復活チーム
シュツットガルト(6位)

▽決定的瞬間
第30節ドルトムントvsバイエルン
MFロッベンのPKをGKバイデンフェラーが止めたシーン。

▽最優秀監督
ユルゲン・クロップ(ドルトムント)

▽最下位チーム
カイザースラウテルン(4勝11分19敗)

[写真]最優秀選手に輝いたレワンドフスキと香川


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