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デル・ボスケ:「スペインは今が全盛期」

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連覇へのスタートに恐れなし

 スペイン代表は13日、ブラジルW杯グループB初戦のオランダ代表戦に臨む。ビセンテ・デル・ボスケ監督は、連覇の懸かる大会での好発進に向けて恐怖心はないと主張している。

 2010年大会王者であるスペインのタイトル防衛に向けた戦いは、そのタイトルを懸けて争った相手との再戦からスタートする。前回決勝と同じカードとなるオランダとの対戦だ。

 デル・ボスケ監督は敵将のルイス・ファン・ハール監督を称賛しつつ、オランダへの警戒心を口にした。会見でのコメントをスペインなど各国メディアが伝えている。

「オランダは4年間で大きく変わった。我々は2010年から安定したチームで戦っている。オランダを率いるのは素晴らしい監督であり、私は彼のことを強く尊敬している」

「オランダサッカーのエッセンスが強く伝えられており、前線には非常に危険な選手たちがいる。一定のスタイルを持った代表チームで、W杯ではいつも素晴らしい戦いをしている」

 FWジエゴ・コスタが1トップに起用されるのか、「偽9番」のシステムになるのかなど先発メンバーが注目されるが、指揮官は何も明かそうとはしなかった。

「チームにラインナップを伝えてはいないし、伝えるつもりもない。秘密を守るためではなく、23人の選手全員に先発できる準備を整えていてほしいと考えているからだ」

「この試合のためにベストだと考える11人で戦うことになる。オフサイドラインぎりぎりでターゲットになれる選手を置いて戦えるかもしれないし、もっとラインの間で動く選手かもしれない。どちらのシステムでも我々はうまくやってきたし、どんなシステムでも戦える選手たちがいる」

 MFシャビ・エルナンデスやGKイケル・カシージャスらの選手にとっては最後のW杯となる可能性もある。2人をはじめ、長年一緒にプレーしてきた選手たちを多く擁するスペインだが、決してチームが高齢化しているということはないとデル・ボスケ監督は主張する。

「どの選手にも代表チームでのそれぞれの歴史がある。その中でも彼らは特にそうだ。ナイジェリアでの(1999年)ワールドユースで優勝したときからだ。だが彼らの存在によって、スペインをベテランのチームと定義することはできない。我々は成熟したチームだ」

「30歳やそれ以上の選手たちは4人か5人しかいない。決して多くはない。我々は何も恐れてはいないし、今こそ全盛期にある。U-21代表も素晴らしいチームなので未来への不安もない」


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