まさかの大敗スタートとなってしまった優勝候補・スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督がチリ代表と戦う第2戦へ向けて口を開いた。ガーディガンによると、「同じようにやるところもあるし、変えるところもある」とメンバー変更、あるいは戦い方の変更を示唆。オランダ代表に1-5で敗れた初戦からメンバーを変えてチリ戦に臨む可能性がありそうだ。

　MFフアン・マタが初戦後に「他のやり方を取るなんていうのはナンセンス」と語るなど、選手はこれまで通りの戦い方を主張するが、指揮官は立て直すための方策を検討中。デル・ボスケ監督は「いくつかの点ではフレキシブルにいくし、その他のところは自分たちのスタイルを突き通す。変化を加えることは特定メンバーへの懲罰という意味ではない。誰のことも責めているわけではない。全てのプレーヤーがスペイン代表に貢献できる力を持っている。あくまで、チームが勝つための方策を考えなければならないということだ」と、一部選手を敗戦の戦犯にしたりするのではなく、より勝利の可能性を高めるための変化であることを強調した。

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