ウルグアイには「世界最強のチームの一つ」と賛辞

　コロンビア代表は24日、ワールドカップ(W杯)・グループC最終節で日本代表と対戦し、4-1で勝利した。3連勝でグループ首位通過を決めたホセ・ペケルマン監督は、チームをたたえるとともに、決勝トーナメント1回戦で対戦するウルグアイ代表に敬意を払っている。

　奇跡のグループステージ突破を目指した日本に対し、PKで先制したコロンビアは、前半終了間際にFW岡崎慎司のゴールで追いつかれた。だが、後半からMFハメス・ロドリゲスを投入すると、日本にゴールを許さない一方で3得点。終わってみれば大差でベスト16進出を果たしている。

　ペケルマン監督は試合後、次のように語った。『ESPN』など複数メディアが伝えている。

「すごくうれしいよ。予想していたように難しい試合だったが、勝つことができた。コロンビが非常に団結したチームであることを示せて、自信を感じている。こういうチームを率いることができるのは素晴らしい。選手たちは非常に激しいペースで戦わなければいけないと分かっている。あらゆることに集中し、団結してプレーしなければいけないんだ」

「我々はこのレベルとアイデンティティーを保たなければならない。アイデンティティーを保つには、グループが仕事をしなければいけない。ときには黙ってね。ピッチに立っていない選手でも、常に私のプランをリスペクトしている。彼らはこのシステムを理解しており、それをこの3試合で見せた。だから結果を残せたんだ」

　ベスト16で対戦するのは、グループDを2位通過したウルグアイだ。

「南米、そして世界で最も強いチームの一つとの対戦だね。彼らは常に良いプレーをするし、素晴らしい歴史を持っている。経験豊富な選手たちもいるし、決して諦めない。強いチームだ。我々は試合ごとに成長し、進化している。この経験を非常にうれしく思っているよ」

　後半からの出場で存在感を見せたJ・ロドリゲスには、賛辞を送っている。

「今日の彼はただ、我々が彼に何を期待できるかを示してくれたと思う。大会が始まってから、彼は肉体的にも非常に良い状態であることを示してきた」

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