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3大会連続日本と同組の豪州…天敵エース「よく知っている」監督「集中して臨みたい」

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 ロシアW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会が12日、マレーシアのクアラルンプールで行われた。6大会連続の本大会出場を目指す日本はオーストラリア、サウジアラビア、UAE、イラク、タイと同組のB組を戦うことが決定した。

 これでオーストラリアとは3大会連続で最終予選で対戦することが決まった。通算の対戦成績は8勝8分7敗と勝ち越しているが、W杯予選に限れば0勝4分2敗と分が悪いデータが残っている。

 そして日本にとっては天敵がいることがこの成績に影響している。天敵とはオーストラリアの背番号4、FWティム・ケーヒルだ。日本との因縁は2006年まで遡り、W杯本大会の対戦で2ゴールを挙げて日本を撃破。その後の対戦でも日本はケーヒルに苦しめられ、通算8試合5失点。苦手意識を払しょく出来ていない。

 36歳になったケーヒルは現在、中国スーパーリーグの杭州縁城に籍を置く。組み合わせ抽選を終えた感想を『フォックスニュース』が伝えている。

「朗報があるとすれば、中国を自分の手で敗退に追い込まなくてよくなったことかな。日本については僕らもよく知っている。彼らとの試合は良い試合ばかりだったし、苦汁をなめさせられたこともある。だけど大舞台へ進むためには、日本のようにベストの相手を倒す必要があるからね」

 そして敵将は最終予選について次のように話している。

「アジアのすべての国に対してリスペクトを払うつもりだ。しかし私たちの目標はW杯出場だけにとどまらない。集中して試合に臨みたい。ここ2年、私たちはほとんどのアジアの国々の試合へスカウトを派遣し、情報を入手してきた。だからどの試合に対しても、選手たちは充分に準備が整った状態で臨むことができるだろう」

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