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キエッリーニ退場のイタリア、イスラエルに苦戦しながらも白星発進

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[9.5 W杯欧州予選G組 イスラエル1-3イタリア]

 W杯欧州予選は5日、第1節2日目を行った。グループGのイタリア代表は敵地でイスラエル代表と対戦し、3-1で勝利した。なお、第2節は10月6日に行われる。

 立ち上がりはホームのイスラエルに押し込まれる時間が続いたイタリアだが、前半14分に先制点を挙げる。MFマルコ・ベッラッティが左に展開すると、PA左からDFルカ・アントネッリが中央に折り返し、FWグラツィアーノ・ペッレが右足で合わせ、先制のゴールネットを揺らした。

 さらにイタリアは前半30分、左サイドからドリブルで仕掛けたMFジャコモ・ボナベントゥーラがPA内で倒され、PKを獲得。キッカーのMFアントニオ・カンドレーバがGKの逆を突いてゴール右隅に流し込み、2-0とリードを広げた。

 しかし、イタリアは前半35分にFWタル・ベン・ハイムに意表を突くループシュートを決められ、2-1と1点差に詰め寄られると、後半10分には、DFジョルジョ・キエッリーニが裏を取られかけて相手を思わず倒してしまい、この日2枚目のイエローカードを受けて退場。残りの時間を10人で戦うことになった。

 守勢を強いられるイタリアだが、後半38分に値千金の追加点を奪取する。GKジェンルイジ・ブッフォンのゴールキックをペッレがバックヘッドでそらし、相手DFと体を入れ替えてボールを受けたFWチーロ・インモービレが右足シュートを流し込み、勝負あり。1人少なくなり、苦戦を強いられたイタリアが3-1で白星スタートを切った。


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