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「嘘でしょ?」北中米W杯の公式ロゴに批判続出も…シンプルすぎるデザインの理由とは

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発表会では大会ロゴをあしらったモニュメントも登場

 国際サッカー連盟(FIFA)は17日、2026年にカナダ、アメリカ、メキシコが共催する北中米ワールドカップのブランド発表会を行った。

 発表会では大会公式ロゴが明らかに。カタール大会ではアラブ文化を意識したデザイン、日韓大会ではアジアをイメージしたデザインと、大会ごとに開催国の特色を表すロゴが用いられている。

 3か国開催の北中米W杯もロゴデザインが注目されたが、発表されたロゴは黒地に白文字で「26」と大きく記載され、中央に優勝トロフィーの写真が配置される極めてシンプルなものだった。FIFAは優勝トロフィーがそのまま使用されること、開催年がロゴに使用されることはいずれも初めてだと伝えている。

 この発表にファンからは「やり直せ」「なんだこれは」「さすがに嘘でしょ?」と批判が続出。「私のロゴを使って」と自主的に制作された大会ロゴがSNS上に数多く投稿されている。

 モノクロに優勝トロフィーというデザインが採用されたのはなぜか。FIFAは大会が3か国16都市で行われることから、このロゴをベースにしつつ配色や背景デザインは「各開催都市が独自性を反映するカスタマイズを可能にする」という。1大会で1つのロゴという固定観念をひっくり返した形だ。

 大会ロゴの発表後、各ホストはそれぞれのデザインをさっそく発表開始。大会前、大会中、はたまた大会後にも各都市から随時新たなデザインが発表される“リアルタイムなロゴ”となりそうだ。


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