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全国総体出場の開志学園JSC高MF石塚がメキシコから先制弾!:国際ユースin新潟

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[7.19 国際ユースサッカーin新潟第1節 U-17新潟県選抜 2-0 U-17メキシコ代表 スポアイランド聖籠]

 MF石塚功志(開志学園JSC高)がU-17新潟県選抜の先制点をたたき出した。MF山田朋成と並んで4-5-1システムのトップ下の位置で先発した石塚は前半32分、左クロスがファーサイドのMF小林拓夢に入ると、「落とせ」とボールを要求しながらPAへ飛び込む。そして右足ダイレクトで放った一撃でメキシコゴールを破った。「(ゴールシーンの前から)相手の中盤が戻ってきていなかった。その裏を狙った」という石塚は渾身のガッツポーズ。「昨年の国体で点取れていなくて、今大会は決めてやろうと思っていた」というMFが地元の観衆を沸かせた。

「入りは(みんな)ビビッていた(苦笑)。(メキシコにボールを)回されて結構きつかった。前のFW2枚に収められてしまっていた」と苦しい展開だったが、自身の持ち味でもある2列目からの飛び出し、そして得点力でチームを勢いづけた。この日会場で受け付けやボールボーイを務めていた開志学園JSC高のチームメートの前で会心の一撃。試合後も会場で運営サポートするチームメートたちから次々と声をかけられ、祝福されていた。

 8月2日に1回戦が行われる平成26年度全国高校総体「煌(きら)めく青春 南関東総体2014」サッカー競技に向けても弾みをつけたMFは「またチャンスがあったら点を狙っていく」。20日のU-17日本代表戦、21日のU-17セルビア代表でも積極的にゴールを狙っていくことを誓っていた。

(取材・文 吉田太郎)

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