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[選手権予選]尚志、福島工、富岡、帝京安積が福島4強入り!

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 第93回全国高校サッカー選手権福島県予選は11日、準々決勝を行い、富岡高福島工高富岡高、そして帝京安積高が25日の準決勝進出を決めた。

 今夏の全国高校総体16強の尚志と一昨年度の代表校、聖光学院高との一戦は1点を争う好勝負になった。カウンターから決定機をつくる聖光学院に対し、最終ラインの主力3人を怪我で欠いた尚志もサイドチェンジを交えた攻撃で徐々にチャンスの数を増やしていく。そして0-0で迎えた後半29分、尚志はMF佐藤凌輔の左FKをMF鈴木大が頭で合わせて先制。この1点を守った尚志が1-0で勝った。

 湯本高と対戦した福島工は前半16分にMF松本悠馬のボレーシュートで先制。さらに35分にもMF曳地大輔のゴールによって2-0と突き放す。湯本も後半22分にMF松本啓輔が追撃ゴールを決めたが、逃げ切った福島工が2-1で勝利している。

 2連覇を目指す富岡は郡山商高の守備陣をこじ開けられず苦戦。だが、相手の強力2トップを封じると、後半30分、交代出場のFW高橋洋人の突破からMF鈴木眞澄が左足シュートを叩き込んで1-0で勝ち、連覇へ前進した。

 総体予選準優勝の学法石川高と対戦した帝京安積はこの日、普段のパスを繋ぐスタイルから勝ちにこだわったサッカーを展開。0-0でPK戦へ持ち込むと、相手の5人目をGK鈴木貴俊が止めて4-3で初の4強入りを果たした。

 準決勝では尚志と福島工、富岡と帝京安積がそれぞれ対戦する。

【福島】
[準々決勝]
尚志高 1-0 聖光学院高
福島工高 2-1 湯本高
郡山商高 0-1 富岡高
帝京安積高 0-0(PK4-3)学法石川高

[写真]尚志vs聖光学院

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