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[UAチャレンジカップ]長崎日大が柏日体に6発逆転勝ち、最終戦を白星で飾る

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[3.25 UAチャレンジカップ5位決定戦 長崎日大高 6-1 柏日体高 富士緑の休暇村]

日韓の強豪8チームが参加した「第7回アンダーアーマーチャレンジカップ2015 SPRING」は大会最終日の25日、順位決定戦を行い、5位決定戦では長崎日大高(長崎)が6-1で柏日体高(千葉)に快勝。5位で大会を終えた。

 長崎日大の最終ラインで奮闘光ったCB井村大我(新3年)は「走る、しゃべるところがまだまだ」と厳しかった。それでも長崎日大は最終戦で今大会初勝利。それも大量6ゴールを奪って快勝した。

 先制したのは柏日体だった。前半8分にFW森田大己(新2年)が鮮やかな形から先制点。対する長崎日大は10分に左サイドから切れ込んだSB高橋大寿(新3年)が右足シュートを放つが、これはGK永島淳平(新3年)がファインセーブ。その後も攻める長崎日大は10分にもFW栗原茂樹(新3年)の右CKから井村がクロスバー直撃のヘディングシュート。柏日体も高い位置でボールを引っ掛けて攻撃に移ろうする。

 それでも同点に追いついた長崎日大は24分にCKから井村が決めて逆転に成功する。MF馬場海斗(新3年)とMF藤川丈(新3年)らを中心にボールを動かした長崎日大はFW徳永桂大(新2年)やFW高以来伸弥(新3年)らがゴールを奪って6-1で勝利。井村は「しっかりこの経験を活かして、インターハイ予選を勝ち抜きたいと思います」と意気込んだ。

 一方、新2年生主体で今大会に臨んだ柏日体は6位。その中でMF浦山雄介やMF海老原圭らが存在感を示した。新3年生で唯一大会に参加したGK永島は「今回の大会では上級生と今回当たる部分も多かったので、フィジカル的なものだったり、違いを感じたなとそれぞれ思っているでしょうし、あとはチームとしてもうちょっと上手く守りたかったかなと思います」と課題を挙げた。そして「千葉に帰ってからもうちょっとコミュニケーション取って、このメンバーでまたやることがあるか分からないですけど、レベルアップするために個人的にも伝えたいなと思います」。成長の場となった今大会で経験を積んだ選手たちがトップチーム入りへ、また競争を行っていく。

(取材・文 吉田太郎)
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