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[UAチャレンジカップ]1位リーグの浦和東vs阪南大高戦は激しい撃ち合いの末、ドロー

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[8.18 UAチャレンジカップ1位リーグ第1節 浦和東高 0-0 阪南大高 J-GREEN堺]

 全国の強豪16校が実戦と、栄養講習会やサッカークリニックを通してサッカーを学びながら成長を目指す「アンダーアーマーチャレンジカップ2015 SUMMER」順位決定リーグ第1節が18日午後に行われ、1位リーグの浦和東高(埼玉)対阪南大高(大阪)戦は0-0で引き分けた。

 実力校同士が激しく撃ち合った一戦。浦和東は右SB庄司寛大の思い切ったオーバーラップからFW菅貴彰が放った右足シュートがクロスバーを叩き、左サイドへ開いたMF望月海渡からのアーリークロスやMF大野栞太の突破などからゴールを目指したが、CB森井崚太中心に守る阪南大高の守りを破れなかった。

 一方の阪南大高も交代出場のMF渡辺滉大が抜群のスピードを活かした突破で右サイドを破り、MF藤本悠太郎のスルーパスからMF村井優介が決定的なシュートを放つシーンがあった。だが、こちらも浦和東GK高田維斗のビッグセーブに阻まれ、声を張り上げて守るCB伊藤海らに跳ね返されて得点を奪うことができず。互いに勝機を活かせないままスコアレスドローに終わった。

 浦和東の鈴木豊監督は選手を多く入れ替えながらも無失点で終えた試合に及第点を与え、阪南大高の長島一仁コーチも無失点で終えたことについては満足げだった。それでも「(選手権の大阪府大会でも)こういう試合はあると思う。決めるべきところ、身体を張るところが大事になってくる」。長島コーチは1点を争う勝負の中で、結果を残して頭ひとつ抜け出してくる選手がでなかったことを残念がった。

「(監督の)濱田先生がおっしゃっていることですが、ピッチの中でやれるヤツを使うし、やれないヤツは落とすことになる」と長島コーチ。大会最終日となる19日は優勝を争う展開の中で頭一つ抜け出してくる選手が現れるか。

(取材・文 吉田太郎)
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