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[プレミアリーグWEST]「残念」「悔しい」名古屋U18vs神戸U-18は3-3ドローに

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[7.3 高円宮杯プレミアリーグWEST第7節 名古屋U18 3-3 神戸U-18 トヨタスポーツセンター]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグWESTは3日、第7節2日目を行い、トヨタスポーツセンター(愛知)では名古屋グランパスU18(愛知)とヴィッセル神戸U-18(兵庫)が激突。両チーム計39本のシュートが飛び交った一戦は3-3で引き分けた。

 先制したのはアウェーの神戸。前半13分、トリックCKからMF野田樹が右足でゴール。だが、ホームの名古屋は23分にFW杉浦文哉、35分にはMF梶山幹太が決めて2-1で前半を折り返す。

「前半は中盤のラインが下がってしまい、相手の攻撃を後追いする状態になりましたが、後半からはうまく修正できたと思います」(野田知監督)という神戸は17分、FW永澤竜亮が獲得したFKを野田が右足で直接決めて同点に追いつく。
 
 名古屋は直後にMF田中彰馬がボレーシュートを決めて再び勝ち越し。だが、山崎真監督が「中断期間中にここまでWESTで最多失点だった守備を改善しようと取り組み、意識は少しずつ変わってきましたが、まだ成果は出ていません」という名古屋は、勝ち越した1分後に神戸FW泉柊椰に同点ゴールを奪われてしまう。

 この後、互いに4点目を目指したが、決定打は生まれずに3-3で引き分け。神戸のFW向井章人は「最近はチームの調子が上がっているので、前期の残り試合は全て勝つつもりでいたのですが、今日は結果が出せずに残念です。個人としても前半は相手の背後を狙って飛び出そうと考えていたのですが、パスの出し手との距離が遠くて思うようにボールを引き出せませんでした」。

 一方、名古屋のU-17日本代表MF菅原由勢も「悔しい結果」と口にしたが、「最後まで積極的にゴールに向かう姿勢を見せることができました。また、ボールを保持しながらサイド攻撃を仕掛ける自分たちのスタイルも見せることができたので、攻撃での収穫はありました」。攻撃面の収穫を次に繋げる。

 6位の名古屋は次節、アウェーでG大阪ユースと、5位の神戸はホームで大津高とそれぞれ戦う。
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