beacon

[UAチャレンジカップ]大会2日目から出場の東北、山形城北に完勝し5位決定戦へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

[8.18 アンダーアーマーチャレンジカップ 東北2-0山形城北 多目的広場]

「アンダーアーマーチャレンジカップ2016 SUMMER」は18日、大会2日目を迎え、いわきグリーンフィールドおよび多目的広場で予選リーグ最終節、上位トーナメントおよび下位トーナメントの1回戦を行った。

 大会初日となった前日は台風7号の影響で急きょ欠場した東北高(宮城)、仙台育英高(宮城)もこの日から参加。予選リーグ最終節で郡山商(福島)に2-0で勝った東北はB組3位で下位トーナメントへ進み、その1回戦でA組4位の山形城北高(山形)と対戦した。

 総体宮城県予選は決勝で仙台育英に1-3で敗れ、惜しくも全国への切符を逃した東北。選手権予選でのリベンジに燃えるチームは山形城北戦でも前後半で大幅にメンバーを入れ替えるなど、チーム力の底上げに努めた。

 前半は最前線に入ったFW後藤隼汰が当たりの強さを生かしたポストプレーで起点となり、センターバックのDF大場遥己(3年)が正確なロングキックでチャンスをうかがう。前半13分にFW伊藤颯太がゴールネットを揺らすと、同27分にもMF目黒歩夢が積極的にミドルシュートを放つなどゲームを支配した。

 大きくメンバーを変更した後半も東北が主導権を握る。すると後半から出場のFW小山翔太朗(3年)が後半8分にゴール。その後も小山が果敢な仕掛けで前線をかき回し、サイドハーフにポジションを移した後藤もうまくボールを引き出してチャンスメイクするなど、最後まで安定した試合運びを見せた。

 夏の悔しさをバネに、3年ぶり10度目となる全国選手権出場を目指す東北。大会最終日となる明日19日は5位決定戦に臨み、明秀日立高(茨城)と対戦する。

大会2日目の結果は以下のとおり

(8月18日)
[グループA](いわきグリーンフィールド)
山形城北 0-1 明秀日立
聖光学院 0-4 仙台育英

[グループB](多目的広場)
浦和東 0-0 湯本
東北 2-0 郡山商

[下位トーナメント1回戦]
(いわきグリーンフィールド)
明秀日立 3-1 郡山商
(多目的広場)
東北 2-0 山形城北

[準決勝]
(いわきグリーンフィールド)
聖光学院 1-0 湯本
(多目的広場)
浦和東 1-1(PK3-5) 仙台育英

(取材・文 西山紘平)

●アンダーアーマーチャレンジカップ2016 SUMMER

TOP