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[NB CHAMPIONSHIP U-16]青森山田が桐光学園に逆転勝ち!2年ぶりVへ王手!

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後半10分、青森山田高CB金和樹(89番)が決勝ゴール

[9.17 NB CHAMPIONSHIP準決勝 桐光学園高 1-2 青森山田高 時之栖うさぎ島G]

「new balance CHAMPIONSHIP U-16/2018」は17日午前に準決勝を行い、桐光学園高(神奈川)対青森山田高(青森)戦は2-1で青森山田が逆転勝ちした。2年ぶりの優勝に王手を懸けた青森山田は、17日午後の決勝で昌平高(埼玉)と戦う。

 ともに大会を通してチームを盛り上げる声、鼓舞する声を響き渡らせている両校の対決。互いに気持ちを高めてスタートした試合は拮抗した戦いに。その中、前からのディフェンス、スペースを突く攻撃でより相手の嫌なことをしていた桐光学園が先制点を奪う。

 15分に左SB前川壮太がドリブルでゴールエリアまで持ち込んで右足シュート。これは青森山田GK韮澤廉に止められたが、直後の18分だ。FW山下健也の右ロングスローをニアのMF奈良坂巧が頭で合わせると、フワリと舞ったボールは逆サイドのゴールネットに吸い込まれた。

 青森山田は中学生MF松木玖生のスルーパスや同じく中学生のMF小野暉のクロス、セットプレーなどで反撃。後半立ち上がりからはセカンドボールを回収して攻め続ける。そして、クロスの本数を増やすと10分、FWナベルの冷静な右クロスをファーの小野が折り返す。最後は中央へ飛び込んだMF内間隼介が同点ゴールを押し込んだ。

 さらに両ワイドからの攻撃で畳み掛けようとする青森山田に対し、桐光学園もGK北村公平中心に、必死に対抗。だが、勢いに乗った青森山田を押し返すことができない。対して、青森山田はナベルのヘディングシュートなどで桐光学園に圧力を掛けると25分、MF安斎颯馬が左サイド後方からFKを蹴り込む。これに飛び込んだCB金和樹が身体に当てて執念の決勝ゴール。この後、桐光学園に反撃を許さなかった青森山田が、決勝進出を決めた。

(取材・文 吉田太郎)

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