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[MOM3994]前橋育英MF鈴木蓮大(1年)_2G2A。インハイ制した「トップの選手のように」得点力や運動量求める

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前橋育英高MF鈴木蓮大が2得点2アシストの活躍

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.3 関東Rookie LeagueAリーグ第11節 前橋育英高 11-1 前橋商高 時之栖うさぎ島G]

 前橋育英高(群馬)は、関東Rookie LeagueAリーグ残留を懸けた最終節でライバル・前橋商高(群馬)相手に大量11ゴール。入れ替え戦圏内の9位から順位を上げ、7位でフィニッシュした。前半4分にFW杉村友軌が決めた先制点を皮切りに、得点を重ねて大勝。中でもMF鈴木蓮大(1年=前橋FC出身)が2得点2アシストで攻撃陣を引っ張った。

 群馬や横浜FCなどで活躍した松下裕樹コーチが「両足を使えてボールを奪われない。(何よりも)ゴールへ向かう姿勢が強い」と評するアタッカー。右サイドからのドリブルで中へ鋭く切れ込み、シュートチャンスに絡む。
 
 その鈴木は、「アグレッシブな攻撃参加や運動量を意識してやっています。体力に自信があるのと中学の時に意識してドリブルとか練習していたので、そこを頑張って前への推進力に活かそうと思っています。(リーグ戦は)自力で残留はできなかったけれど、(最終節は)自分たちでちゃんと点獲って勝とうと、みんなでできたと思います」と語る。

 一方で鈴木は、他にもあった決めるべきところで決められなかったことを反省。また調子の良い選手がチャンスを得てリーグ戦を戦ってきた前橋育英だが、勝ち切れない試合も多かった。インターハイで激闘を勝ち抜き、日本一に輝いた先輩たちを手本に大舞台でも力を発揮できるチーム、選手への成長を目指す。

 鈴木は「(1年生でも)トップチーム上がっている選手が何人かいるので、その選手たちに追いつこうと思っていますし、トップチームに手本となる選手が何人もいるので早く近づけるようにしたいです。とにかく点を決めて、自分がちゃんと決められる選手になって、とにかく運動量多く走り切れるような選手だったり、今のトップの選手のようになりたい」。プレミアリーグやインターハイで貴重なゴールを決めたFW小池直矢(3年)ら先輩に近づき、プレミアリーグや選手権でチームの勝利に貢献する。

(取材・文 吉田太郎)
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