全国9地域のルーキーリーグ上位によって優勝が争われた「2023MIZUNOCHAMPIONSHIP U-16ルーキーリーグ」(12月16日～18日、時之栖うさぎ島G)は参加16チームの優秀選手を発表した。尚志高(東北1、福島)は予選リーグDグループで3連勝し、1位。続く準決勝でPK戦の末に敗れるなど最終成績は4位だった。最終ラインの中央で競り合いで強さを発揮し、またチームを鼓舞し続けたDF西村圭人(1年=アルビレックス新潟U-15出身)が優秀選手に選ばれた。

　ゲキサカではルーキーリーグジャパンの協力で16選手にアンケートを実施。以下、西村コメント。

■MIZUNO CHAMPIONSHIPを振り返って
―大会を通して、どういった場面で自分のプレーが出せましたか?プレー内容についても教えてください。
「CBとしてディフェンスの中心となり、常に声を出してチームの士気を上げたり、空中戦、地上戦で強さを発揮することが出来ました」

―特に記憶に残った試合とその理由を教えてください。
「準決勝での大津高校との試合です。PK戦で負けてしまい、人生で1番悔しかったです。いつか必ずリベンジしたいです」

■大会を通して、感じた課題、自分の武器について
―個人の課題
「ビルドアップです。ロングフィードの質だったり、1つ1つのパスの質などをこれから改善していきたい」

―チームの課題
「最後に決めきる決定力」

―自分のプレーで見て欲しいところ、他の選手に負けたくないところは?
「コーチング、対人守備です」

■今後の目標、憧れ
―個人として、高校3年間と将来の目標
「選手権で無失点優勝すること。アルビレックス新潟でJ1優勝し、親に恩返しすること」

―チームの目標
「全国制覇」

―憧れの選手について教えて下さい。
選手名:ファビオ　カンナバーロ
理　由:「CBとして小柄ながらも、絶対的な対人守備への自信を持ち、常に声を出し続け、チームを統率している所が尊敬します」

(取材協力　ルーキーリーグジャパン、金澤友紀)