beacon

[新人戦]ロング弾で決勝点。浜名の新DFリーダー、CB小島一輝が攻守で勝利に貢献

このエントリーをはてなブックマークに追加

後半8分、浜名高CB小島一輝が決勝点

[1.27 静岡県高校新人大会準決勝 浜名高 2-1 藤枝東高 愛鷹多目的競技場]

 昨年の新人大会優勝を知るストッパーが決勝ゴールを決めた。1-1の後半8分、浜名高CB小島一輝(2年=ジュビロSS浜松出身)が右足でロングシュート。意図したシュートではなかったというが、ボールはGK頭上を越え、ゴールネットに吸い込まれた。

 チームメートと大喜びした小島は、CBとしての役割も果たした。藤枝東高の長身FW市川大耀(2年)らとマッチアップ。「そこに結構ロングボール蹴ってきたんで、そこではできるだけ跳ね返して、1対1の場面でも負けないように意識していました」。インターセプトを得意とするDFは素早い予測で前に出て、潰し切るシーンも。DF細見和志(3年)ら先輩たちのようなDFリーダーになることが目標だ。

「ディフェンスリーダーとして、チームをまとめられる存在になりたい。(チームとしても、新人戦制覇など)去年の先輩たちが凄く活躍してくれたので、今年も先輩たちに負けないように頑張っていきたいです」。

 県決勝で静岡学園高に0-2で敗戦。新人大会連覇には届かず、惜しくも準優勝に終わった。ここから、課題を見つめ直して15年ぶり復帰のプリンスリーグ東海への準備を進める。「(23年度のリーグ上位との対戦が予想される)プリンスの初戦で勝って、その後の4試合も全部勝って、インターハイに繋げていきたいです」。DFリーダーとしてチームをまとめ、浜名をプリンスリーグや夏冬の全国大会予選の勝利へ導く。

(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

TOP