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[総体]藤原延長V弾!06年度選手権日本一の盛岡商が“全国復帰”:岩手

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 平成22年度全国高校総合体育大会「美ら島沖縄総体2010」岩手県大会決勝は7日、決勝を行い、延長戦の末、盛岡商が盛岡市立に3-2で勝利。3年ぶり20回目の全国総体出場を果たした。

 前半5分に先制を許した盛岡商はFW藤原和と2年生FW豊岡勇気のゴールで勝ち越す。だが後半13分に追いつかれて延長戦へ突入。それでも延長後半5分、藤原がクロスを右足で合わせて決勝ゴールを奪った。

 岩手日報によると盛岡商の斎藤重信監督は「07年(06年度)の全国高校選手権で優勝した後、県大会で敗れたことがトラウマになっていた」。07年総体こそ全国大会へ進出したが、その後は県大会を突破することができていなかった。だが、今回は近年全国への道のりを阻まれてきた不来方、遠野、盛岡市立を破っての優勝。GK土井秀徒主将は「本当に岩手で1番だと認めてもらえる」と胸を張り、藤原はインターハイの目標を「優勝です」と言い切った。

【岩手】
[決勝]
盛岡商 3-2(延長)盛岡市立

[準決勝]
盛岡商 4-1 遠野
大船渡 0-7 盛岡市立

[準々決勝]
盛岡商 1-0 不来方
江南義塾 0-3 遠野
大船渡 1-1(PK4-3)盛岡北
専大北上 2-4 盛岡市立

[盛岡商の勝ち上がり]
1○0 不来方
4○1 遠野
3○2(延長)盛岡市立
10○0 花巻北
5○0 花巻東

(文 吉田太郎)

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