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　マインツからレスター・シティーへ移籍した岡崎慎司が2戦目で初ゴールを決めた。移籍というのはスタートが大事。岡崎はいいスタートを切ったと思う。

　かつてはペルージャへ移籍したヒデ(中田英寿)がユベントスとの開幕戦で2ゴールを決めて、サポーターからの信頼を勝ち取った。一方でベネチアへ移籍した名波(浩)やサンプドリアへ移籍した柳沢(敦)が開幕戦で惜しいシュートをポストに当てて、その後なかなか結果が出ずに苦しんでいる。そういう意味で早い段階で結果を残したことは良かった。

　岡崎は1試合目から良く走って、役割を果たしてガッツあるところをサポーターに見せていた。香川は名門のマンチェスター・ユナイテッド行って結果を出せなかったけれど、レスター・シティーは戦力もそれほど良くないし、優勝を狙いに行くチームではない。どれくらいチームの中で結果を出せるか。岡崎は代表でも一番結果を残している。今のところ、プレミアリーグでFWとして結果を残している選手はいない。もしも、FWとして結果出せば日本にとって革命になる。

　ドイツではいくら頑張っても香川が点取ったり、アシストしたりしたら、日本の報道は全て香川。でも向こうのメディアもしっかりと岡崎のことを報道してくれている。それくらいの価値がある岡崎の活躍。活躍を続けて今以上のチームに興味を持ってもらえれば大成功だろう。人気じゃなくて実力で証明してほしいね。