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2連敗で最下位に…浦和MF鈴木「事実は変えられない」

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[3.4 ACLグループリーグ第2節 浦和0-1ブリスベン・ロアー]

 今季初先発を果たした浦和レッズMF鈴木啓太は、攻守に顔を出して後半38分までピッチを駆け回ったが、チームを勝利に導くことができなかった。

 前半3分に先制点を献上した浦和は、後半6分にDF那須大亮が一発退場して数的不利に陥った。チームは苦境に立たされたものの、鈴木は「このチームのクオリティーであれば、10人になってもチャンスを作れると思いました」と同点に追い付くことは可能だと考えていた。

 しかし、その後は数的優位に立つブリスベンに押し込まれる時間帯が続き、浦和も時おりカウンターを仕掛けてはゴールに迫ったが、得点が生まれない時間帯が続いた。「数的不利を感じさせないようなプレーをところどころで見せられたと思うし、チャンスはあったと思います」と話しながらも、「ただ、(数的不利で)どうしても難しくなるところもあったし、ゴールを奪えなかったのは残念です」と悔しさを滲ませている。

 最後まで1点を返せず、0-1の完封負けを喫したチームは2連敗スタートとなり、グループG最下位に沈んだ。鈴木は「厳しい状況になったのは、結果を見れば分かることです」と口にすると、「でも事実は変えられないので、これから何をするのかということだと思う」と視線を前に向けて話した。

(取材・文 折戸岳彦)
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