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J1首位vsPO圏16位のアジア決戦…神戸DF大崎玲央「リーグ戦の順位は全く関係ない」

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吉田孝行監督、DF大崎玲央

 ヴィッセル神戸吉田孝行監督が17日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16の横浜F・マリノス戦の前日会見に出席し、「ACLという素晴らしい舞台で、Jリーグトップレベルの横浜F・マリノスさんと対戦できること嬉しく思うし、楽しみにしている。われわれとしては勝って次に進みたい」と意気込みを語った。

 グループステージはロティーナ前監督が指揮を執っていたため、6月末に就任した吉田監督にとっては初のACL。初のアジアデビューには「リーグ戦と違う雰囲気だと思う。自分自身そういう舞台を経験していないので明日になってみないとわからない」としながらも、「トーナメントは勢いも大事だし、立ち上がりからの集中力も大事。セットプレーもキーになる。チーム一丸となって立ち上がりからいいサッカーができるよう、攻守にアグレッシブにやっていきたい」と力強く語った。

 指揮官はMFアンドレス・イニエスタ、FW大迫勇也、FW武藤嘉紀のコンディションにも言及。「もちろん3人とも万全と言われれば多少痛みはあるかもしれないが、リーグ戦もそうだし、大迫、武藤は前節もプレーしている。アンドレスも今日だけじゃなく昨日から合流している。怪我は問題ないと思っている」と起用に前向きな姿勢を示した。

 対戦相手の横浜FMは現在J1リーグで首位を独走している一方、神戸は現在J1参入プレーオフ圏内の16位。また3月2日に行われたJ1第10節の対戦でも0-2で敗れている。

 それでも吉田監督は「守備に関してもアグレッシブに奪いに行く姿勢が大事だし、リーグだからACLだから、一発勝負だからではなく、そういう姿勢をチームとして出していくことが今後の試合にもつながる。恐れずに攻守にアグレッシブにいきたい」と引かない姿勢を強調。共に会見に出席したDF大崎玲央も「ACLなのでリーグ戦の順位は全く関係ない。クオリティーのあるチームで、ボールを保持するのはうまいけど、自分達も同じくらいクオリティーがある。守りに入りすぎず、攻撃的に、守備でも攻撃でも攻撃的な姿勢を見せていければ」と強気に語った。

(取材・文 竹内達也)
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