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“西地区最強”アルヒラル敗れる!! アルアインがACL決勝進出、横浜FMvs蔚山現代の勝者と対戦へ

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アルヒラルが準決勝敗退に終わった

[4.23 ACL準決勝第2戦 アルヒラル 2-1 アルアイン]

 AFCチャンピオンズリーグは23日、西地区準決勝第2戦を行い、アルアイン(UAE)がアルヒラル(サウジアラビア)を2戦合計5-4で破って決勝進出を決めた。決勝戦は11日に第1戦、24日に第2戦が行われ、東地区準決勝を戦う横浜F・マリノス蔚山現代(韓国)の勝者と対戦する。

 第1戦はホームのアルアインが4-2で勝利。第2戦はアルヒラルの本拠地キングダム・アリーナで行われ、開始早々にホームチームが先制点を奪った。前半50秒ごろ、ペナルティエリア右をFWミシャエウが切り裂くと、相手DFに倒されてPKを獲得。これをMFルベン・ネベスが決めて2戦合計スコアを1点差とした。

 ところがアルアインも前半12分、すぐさま再びスコアを動かした。左サイドからFWエリキがドリブルで仕掛け、MFアレハンドロ・ロメロに預けると、エリア内でMFヤヒア・ナデルとパス交換し、最後は再びエリキが受けて右足一閃。鋭いグラウンダーのシュートをゴール右隅に突き刺した。

 その後は両チームともにゴールに近づく機会を作りながらも、なかなか決め切れない展開。すると後半6分、アルヒラルがDFヤセル・アルシャハラニのロングスローからゴール前を攻め込むと、こぼれ球を拾ったFWサレム・アルダウサリが右足シュートでゴール右隅に決め、再び1点差に詰め寄った。

 だが、反撃はここまで。アルアインが2016年大会以来7大会ぶりの決勝進出を決めた。

 一方、過去2大会で西地区の頂点に立ち、前々回大会で4度目のアジア制覇を果たした“西地区最強”のアルヒラルはここで敗退。今季補強したFWネイマールの他、加入初年度にして今季公式戦35試合33ゴールを挙げているFWアレクサンドル・ミトロビッチ、モロッコ代表GKヤシン・ブヌが負傷離脱したままアジア奪還の希望が絶たれた。

 東地区の決勝進出チームは24日に決定。日本勢の横浜FMはホームの日産スタジアムに蔚山現代を迎え、第1戦での0-1敗戦からの逆転を狙う。

●ACL2023-24特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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