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[クラブユース選手権(U-18)]劇的勝利の仙台ユースが初の4強進出!大宮ユース、横浜FMユース、千葉U-18も準決勝へ!!

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 第39回日本クラブユース選手権(U-18)大会は28日、群馬県内で準々決勝を行った。

 初の4強進出を狙うベガルタ仙台ユース(宮城)は名古屋グランパスU18(愛知)と対戦。0-0の後半11分、左サイドを抜け出したFW本吉佑多のクロスをFW吉田伊吹が右足ダイレクトで叩きこんで先制点を奪う。対する名古屋は21分、FW北野晴矢がGKをかわして放ったシュートを仙台左SB相原旭が必死の守りでブロックするが、ハンドを取られて名古屋にPKを与えてしまう。仙台はこれを名古屋・北野に決められ、さらに相原が退場してしまう苦しい展開。だがこの後、我慢強く守った仙台は42分、前線でボールを収めた本吉が力強いドリブルで一気にDFを振り切り、決勝点となる右足シュートを決めた。2-1で競り勝った仙台が初の4強進出を果たしている。

 ともにプレミアリーグEAST勢の大宮アルディージャユース(埼玉)とコンサドーレ札幌U-18(北海道)との一戦は前半34分、MF長谷川元希の左FKをCB北西真之が頭で合わせて大宮が先制。畳みかける大宮はさらに38分にMF松崎快、40分にも左SB朝妻佑斗が連続ゴールを決めて3-0と突き放す。後半にも松崎のゴールで加点した大宮が4-0で快勝。05年以来となる4強入りを決めた。

 13年大会優勝の横浜F・マリノスユース(神奈川)と初の8強進出を果たしたヴァンフォーレ甲府U-18(山梨)との一戦は後半6分に横浜FMがMF遠藤渓太の5試合連続となるゴールで先制する。横浜FMは41分にもFKのクリアミスをDF坂本寛之が決めて2-0で勝利。2年ぶりの4強進出を果たした。

 柏レイソルU-18ジェフユナイテッド千葉U-18との千葉ダービーは前半5分、MF大塚一輝の2試合連続ゴールによって千葉が先制。千葉は後半20分にも交代出場のDF菊池俊吾が決めて2-0と突き放す。柏も25分にFW浮田健誠のヘディングシュートで1点を返したが、逃げ切った千葉が2-1で勝利。07年以来となる準決勝へ駒を進めている。

 グループステージから続いた群馬ラウンドはこの準々決勝で終了。準決勝からは神奈川県横浜市のニッパツ三ツ沢球技場へ戦いの舞台を移す。準決勝は30日に行われ、横浜FMと仙台、千葉と大宮がそれぞれ対戦する。

【準々決勝】(7月28日)
[前橋総合]
横浜F・マリノスユース 2-0 ヴァンフォーレ甲府U-18
[横]遠藤渓太(51分)、坂本寛之(86分)

柏レイソルU-18 1-2 ジェフユナイテッド千葉U-18
[柏]浮田健誠(70分)
[千]大塚一輝(5分)、菊池俊吾(65分)

[県立敷島]
名古屋グランパスU18 1-2 ベガルタ仙台ユース
[名]北野晴矢(66分)
[仙]吉田伊吹(56分)、本吉佑多(87分)

大宮アルディージャユース 4-0 コンサドーレ札幌U-18
[大]北西真之(34分)、松崎快2(38、72分)、朝妻佑斗(40分)

[写真]名古屋U18vs仙台ユース


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【特設ページ】第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

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