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ウィリアンはネイマールを擁護「クアドラードが泡を拭いた時は何も起こらなかった」

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[6.18 南米選手権C組第2節 ブラジル0-1コロンビア]

 コパ・アメリカは17日、グループC組の第2節を行った。コロンビア代表は1-0でブラジル代表を下し、今大会初白星を獲得している。ブラジルW杯後にドゥンガ監督が就任してから、11連勝を果たしていたブラジル代表だったが、12試合目で黒星を喫した。

 試合後にはブラジル代表FWネイマール(バルセロナ)が蹴り上げたボールが相手選手を直撃し、乱闘騒ぎに発展。ネイマールとFWカルロス・バッカ(セビージャ)にレッドカードが提示された。

 この日の試合を裁いたのはチリのエンリケ・オッセス主審だった。スペイン『AS』によると、試合後のブラジルの選手たちは審判批判を口にした。

 DFダニエウ・アウベス(バルセロナ)は「なぜあんなにもネイマールがナーバスになっていたかはわからない」と言いながらも、「ネイマールの性格を分かった上で目をつけられている」ともコメント。「審判は自分たちが主役だと勘違いするのはやめるべき。彼らは試合をコントロールするためにいるんだから」と話している。

 またMFウィリアン(チェルシー)は「審判はネイマールをもっとよく見てあげないといけないよ。今日の試合でも警告を受けたあと、殴ったり蹴られたりの激しいプレーを受けていた。それがレッドカードにつながったんだ」と訴えた。

「コロンビアのMFフアン・クアドラード(チェルシー)がバニシングスプレーの泡を拭いた時は、お咎めはなしだった。でもネイマールはこの前の試合で同様のことをしてイエローカードをもらっているんだ」

 ネイマールは第1節のベネズエラ戦でバニシングスプレーの泡を消して、警告を受けており、ウィリアンは当時のことを引き合いに出し、自国のエースを庇った。


●コパ・アメリカ2015特集ページ

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