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[コパ・アメリカ]スアレス不在大きく…ウルグアイは今大会2得点に終わり連覇逃す

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[6.24 コパ・アメリカ準々決勝 チリ1-0ウルグアイ]

 コパ・アメリカ前回王者のウルグアイ代表は24日、準々決勝で開催国のチリ代表と対戦し、0-1で敗れた。これにより、2011年大会に続く連覇とはならなかった。

 B組のウルグアイはグループリーグで1勝1分1敗の3位となるも、勝ち点3でA組3位のエクアドルを上回り、決勝トーナメント進出を決めた。この日、準々決勝に臨んだウルグアイは、圧倒的アウェーの中、立ち上がりから果敢にゴールに迫ったが、主審の判定にも悩まされ、攻め込まれる時間が続いた。

 それでもFWエディンソン・カバーニが強烈なシュートを放つなど、少ないチャンスから得点を狙いに行った。しかし、なかなか得点を挙げられないでいると、カバーニが後半18分にこの日2枚目の警告を受けて、退場。数的不利となると、同36分に攻勢を強めたチリに先制点を奪われ、終了間際にはDFホルヘ・フシレ、オスカル・タバレス監督が退場となり、0-1で敗退が決まった。

 ウルグアイは今大会、得点力不足に悩まされた。エースFWルイス・スアレスが、昨年のブラジルW杯での“噛みつき事件”により、国際サッカー連盟(FIFA)から9試合の代表戦出場停止処分を受け、今大会は欠場。これにより、カバーニの得点が期待されたが、無得点に終わり、チームとしても2得点にとどまった。ウルグアイは連覇を目指して今大会に臨んだものの、スアレス不在が大きく影響してしまったようだ。

●コパ・アメリカ2015特集ページ

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