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F東京がJ1ではクラブ初の6得点で仙台に爆勝

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[12.1 J1第34節 F東京6-2仙台 味スタ]

 ホームにベガルタ仙台を迎えたFC東京が6-2で大勝した。F東京のJ1での6得点はクラブ史上初となった。対する仙台は今季初の連敗で躍進のシーズンを終えた。

 F東京が爆勝締めを飾った。先制点は前半8分、MF高橋秀人からの浮き球パスに反応したFWルーカスがあっさり決めて、F東京が1点を先行。さらに同17分にはFW長谷川アーリアジャスールからのリターンパスを受けたルーカスの右足アウトで蹴り込むという高度なシュートでリードを広げる。同35分にFW赤嶺真吾にゴールを許し、2-1で前半を折り返したが、後半に入るとホーム味スタを沸かす、さらなるゴールラッシュが幕を開ける。

 後半4分、右サイドからCKをDFチャン・ヒョンスが頭で合わせて3点目。さらに同11分、FW渡邉千真がゴール前で抜け出し、GK林卓人かわしてゴールに蹴り込み4点目。さらに途中出場のMFネマニャ・ヴチチェヴィッチが同37分と同47分にゴールを突き刺した。ラストプレーでFW武藤雄機にゴールを許し、1点を返されたものの、昨年9月10日の京都戦(6-1)以来の6得点大勝で、J1復帰となった2012シーズンを締めくくった。

 一方の今季は終盤まで優勝争いを演じた仙台。前節新潟に0-1で敗れて優勝を逃していいたため最終戦は緊張の糸が切れたかのような大敗を喫してしまったが、クラブ史上最高位の2位で今季を終えた。来季は初のアジアの舞台も待ち構える。今季よりさらに日程は苦しくなるが、仙台の見せる底力をアジアの舞台でも見せつけてほしい。

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