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ACL初挑戦の仙台・渡辺「希望の星となるべく、熱く激しいプレーを」

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 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)初出場のベガルタ仙台は26日、ユアテックスタジアム仙台でブリーラム・ユナイテッド(タイ)と対戦する。

 被災地宮城の「希望の星!希望の光!となる」を合言葉にクラブ初のACL参戦。10年のJ1・14位から11年4位、12年2位と躍進を遂げたクラブはアジアの舞台でも存在感を放つつもりだ。仙台によると、25日の公式会見に出席した手倉森誠監督は「『いよいよ今シーズンが始まるな』という思いにかられています。ACLは、我々のチームとしては初出場の大会で、もちろんここを目指してチームは成長を遂げて出られるようになったと。失うものはないので、とにかく思い切り溌剌(はつらつ)と、出たかったこの大会で躍動してみせたいという思いで一杯です」と意気込んだ。

 厳しい寒さが予想される仙台で熱い戦いを見せる。仙台とブリーラムは昨年2月にタイで行われた親善試合で対戦し、その際は1-1で引き分け、PK戦の末にブリーラムが勝利した。雪辱戦に臨むチームは支えてくれたサポーター、そして宮城のために必ずACL初勝利を挙げる。選手会長のDF渡辺広大は「昨日から降り続いた雪で練習がなかなかできない中、ボランティアの方々にいろいろ雪かきをしていただいて、本当に我々は地域の方々に支えられているということを、今ひしひしと感じています。その方々のためにも、そして被災して今も厳しい生活をされている方々のためにも、今シーズンも希望の星となるべく、熱く激しいプレーを、明日からまたやりたいと思います」と誓った。


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