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逸見のハットトリックもあり、日本がウズベキスタンに雪辱! 準決勝に進出

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 第4回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズは4日、男子フットサルの準々決勝を行った。日本代表は、フットサルウズベキスタン代表と対戦し、5-4で競り勝ち、準決勝に駒を進めている。

 日本代表は、GK関口優志、FP滝田学、渡邉知晃、逸見勝利ラファエル、西谷良介のスターティングファイブで試合に臨んだ。ミゲル・ロドリゴ監督が「自分たちにとって決勝戦に進むうえでの最大の壁と捉えて臨んだ今日のゲーム、予想通りの厳しいゲームとなりました」と、振り返るように、前半1分に先制点を与えてしまう。同9分には滝田のゴールで同点に追い付いたが、同14分には再びリードされてしまう。それでも、前半15分、20分と逸見が立て続けにゴールを決めて、前半を1点リードで折り返した。

「早い時間に失点してしまい苦しい立ち上がりとなりました。徐々にボールポゼッションを高め、相手を翻弄してからほころびを突く冷静な試合運びで前半のうちにゲームを五分に戻し、さらに逆転することができました」と、ミゲル監督は前半を総括する。

 迎えた後半10分、日本はオウンゴールで同点に追い付かれてしまうが、終了間際の後半18分に逸見が、この試合3点目となるゴールを記録。さらに1分後にもFP渡邉知晃のゴールで、リードを2点に広げた。パワープレーから1点を返されたものの、5-4で競り勝ち、準決勝にコマを進めている。

 ハットトリックを達成した逸見は「今日の試合も非常に厳しい、きついものでした。こうした試合で得点という結果で貢献できたことは嬉しく思います。これまでも難しいゲームに勝ってここまで来たので、ぜひ次も勝って、目標にしてきた決勝に進めるように頑張ります」と、コメントを発表した。

 また、2009年大会を経験している西谷は「2009年の前回大会でウズベキスタンに敗れていたこともあり、その借りを返すことと、自分達の、日本のフットサルが成長している姿をウズベキスタンに見せようという気持ちで臨みました。このウズベキスタン戦をクリアする事が一つのターゲットとして掲げていたので、まずはそれをクリアできたことは嬉しく思いますが、自分達の目標は準々決勝の勝利ではなく優勝です。その目標を達成できるように日本代表が一丸となり、一つずつ前進していきたいと思います」と、勝利を喜ぶとともに、準決勝へ気を引き締めた。

 フットサル日本代表は4日、クウェート代表と準決勝を戦う。

vsウズベキスタン代表○5-4
[日]滝田学(9分)、逸見勝利ラファエル3(15分、20分、38分)、渡邉知晃(39分)
[ウ]エリバエフ・ノディル(1分)、イスラリエフ・ディルショフ(14分)、オウンゴール(30分)、ラクマトフ・ディショッド(40分)

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