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「誰もが望んだこと」、今月で37歳のトッティが2016年までの契約延長でサイン

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 ローマのFWフランチェスコ・トッティが20日、会見を開き、契約延長でサインしたことを発表した。新たな契約は2016年までとなっている。

 ローマにはユース時代から所属しているトッティは、93年にわずか16歳でトップチームデビューを果たした。その後もローマ一筋でプレーを続け、クラブの最多出場記録や得点記録など様々な記録を更新し続けている。イタリア1部で記録している228ゴールは、故シルビオ・ピオラ氏の持っている274ゴールに次いで、歴代2位となっている。今月27日に37歳を迎える同選手だが、現在もキャプテンとしてチームを牽引している。

 会見でトッティは「新たな契約を結べることについて会長に感謝を申し上げたい。今はとても幸せな気分だ。これは僕を含め、誰もが望んでいたこと。これまで愛してきた唯一のユニフォームを着続けられるチャンスを与えてくれたクラブに感謝したい」と喜びを語った。

 ゴール記録の更新について聞かれたトッティは「正直言うと、ピオラ氏の記録については考えていない。到達できればうれしいが、僕の目標はローマでトロフィーを獲得すること」。さらに来年のW杯出場についても問われると、「僕にとってはローマのユニフォームが代表のユニフォームのようなもの」と答えている。

 ローマは今季、開幕3連勝と好スタートを切っている。「今のローマには非常に競争力がある」とチーム状態の良さを語ると、「僕らには優れた監督もいるし、これからもいいサッカーが出来ると思う」と手ごたえを口にしている。

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