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セードルフ:「本田は何かを与えてくれると確信」

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多くの変化があったことを考慮すべきと主張

 ミランのクラレンス・セードルフ監督が、MF本田圭佑には時間が必要だとの主張を繰り返した。同監督は、本田がチームに大きな何かをもたらせると信じている。

 加入当初はインパクトを残していた本田だが、徐々に輝きを失ってきている。2日のユベントス戦では、2列目で先発出場したMFアンドレア・ポーリが負傷退場した際も起用されず、その後投入されてからもボランチとしてのプレーだった。

 約20分間のプレーで見せ場をつくれなかった本田には、批判の声も寄せられている。だが、以前から本田には時間が必要だと話しているセードルフ監督は、3日に次のように語った。クラブの公式ウェブサイトが伝えている。

「本田はサンプドリア戦で素晴らしい試合をした。本当に、彼に必要なのは適応する時間なんだ。イタリアのサッカーに、イタリアでの生活に、言葉に、食べ物にね。彼にとって変わったことがたくさんあったんだよ。彼には素晴らしいクオリティーがある。私は、彼が大きな何かを与えてくれると確信している」

 また、セードルフ監督はFWジャンパオロ・パッツィーニとFWマリオ・バロテッリの同時先発起用について、改めて否定的な見解を示している。

「とても難しい。はっきりさせたい。彼らはまったく特長が異なる選手たちだ。パッツィーニはサンプドリア戦でプレーし、バロテッリが元気だったとしても試合に出ていただろう。彼らは2人のレギュラーなんだ。チームにおいてレギュラーは20人いる。ただ、プレーするのは11人だけだ。我々には2人のセンターフォワードがいるんだよ」

「(アンドレア・)ペターニャも使っていくが、彼はまだ成長しなければいけない。まだ2人の代わりになる準備はできていないんだ」

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