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大分が熊本に追い付き「バトルオブ九州」はドロー決着

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[3.22 J2第4節 熊本1-1大分 うまスタ]

 2連敗中のロアッソ熊本と2連勝中の大分トリニータが激突した「バトルオブ九州」はスコアレスで折り返した後半に試合が動く。後半9分にMF仲間隼斗がネットを揺らして熊本が先制すると、試合終了間際の同41分に大分がFW後藤優介のJ初ゴールで追い付き、勝ち点1を分け合った。

 開幕戦からの3戦を同じ先発メンバーで戦ってきた両チームだが、2年ぶりの対戦となった「バトルオブ九州」ではスタメンを2人ずつ変更してきた。ホームの熊本はMF五領淳樹とFW澤田崇を、アウェーの大分はFW風間宏矢とFW伊佐耕平を先発起用。澤田と伊佐は大卒ルーキーで、Jリーグ初スタメンとなった。

 序盤から両チームともに素早い切り替えでゴールに迫る。前半2分、カウンターから熊本の澤田が思い切り良くこの試合ファーストシュートを放つと、同6分には大分が好機を生み出す。中央をMF西弘則がドリブルで持ち運ぶと、ラストパスを伊佐が合わせて熊本ゴールを脅かした。開始直後の好機を得点に結び付けられなかった両チームだったが、その後はホームの熊本がゴールを脅かす場面を増やす。

 しっかりとした守備で大分攻撃をはね返す熊本は、攻撃に転じるとロングボールからチャンスを作った。前半17分にはロングボールから抜け出したMF齊藤和樹がキープすると、攻め上がった五領のクロスからMF橋本拳人がボレーを狙う。シュートはジャストミートしなかったがセカンドボールを拾った熊本が続けざまにゴールを襲うなど、ホームチームが攻勢を仕掛けた。

 試合開始直後の伊佐のシュート以降、なかなか好機をつくれなかった大分は前半32分、CKのこぼれ球をMF末吉隼也がPA外からミドルレンジから狙う。すると、徐々に盛り返す大分が細かくパスをつないでボールを保持する時間を増やし、前半34分には後方からのパスに反応した伊佐が強引に狙い、同35分には風間がミドルシュートを放つなどゴールへと迫った。

 0-0で迎えた後半に入っても一進一退の攻防が続いたが、後半9分に熊本がついにスコアを動かす。澤田が右サイドの齋藤に展開すると、マイナスのパスを仲間がダイレクトで合わせる。ボールはゴール前にポジションを取っていた澤田に当たってコースが変わり、先制点となるゴールがネットを揺らした。

 追い付きたい大分は後半16分に後藤とMF木村祐志の2人を同時投入して反撃を試みるが、熊本の堅い守備に苦しみ、なかなかシュートまで持ち込めない。後半32分にはFW高松大樹を投入するが流れは大きく変わらず、決定機を作れないまま時間が経過した。しかし、試合はこのまま終わらなかった。

 後半41分、CKの流れから熊本ゴールを次々と襲うと、最後は途中出場の後藤が押し込んで大分が同点に追い付く。その後、FW巻誠一郎を投入して勝ち越しを狙う熊本が後半ロスタイムにMF黒木晃平がポストを叩く惜しいシュートを放つも、スコアはそのまま動かず。「バトルオブ九州」は痛み分けに終わった。


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