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ファーディナンドがマンU退団を発表「ここまでの成功は想像できなかった」

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 日本代表MF香川真司が所属するマンチェスター・ユナイテッドが12日、クラブ公式サイトでDFリオ・ファーディナンドが今季限りで退団することを発表した。

 35歳を迎えたファーディナンドは02年にリーズからマンチェスターUに加入以降、最終ラインの柱として君臨し、455試合出場8得点を記録。6度のプレミアリーグ優勝、2度のリーグカップ優勝だけでなく、欧州チャンピオンズリーグとクラブW杯でも1度ずつ優勝するなど多くのタイトルを獲得し、クラブの黄金期を支えた。

 ファーディナンドはクラブ公式サイトで「ここ数カ月、自身の将来について考えてきた。私が世界最高のクラブと考えているクラブのために、プレーしてきたファンタスティックな12年を経て私がここを動くのに正しいタイミングだと決断した」とコメントした。

 そして「私は多くのタイトルを勝ち取るためにマンチェスター・ユナイテッドに加入した。ただ、ここでここまでの成功を収められるとは夢にも思わなかった。非常に多くのハイライトがあり、親友となった偉大な選手たちとのプレーや、初めてプレミアリーグを制覇、モスクワでのファンタスティックな夜(07-08シーズン欧州CL制覇)などは忘れられない思い出だ」とマンチェスターでの素晴らしい日々を振り返った。

 最後に「私が望むようなお別れを言うことは、状況からできなかった。でもこの場を借りてチームメイト、チームスタッフ、クラブそしてファンに感謝を伝えたい。忘れられない、素晴らしい12年になった。タイトルを獲得したいという小さい頃からの夢が、このクラブで実現したんだ」と12年間所属したクラブに感謝を述べた。続けて「私は元気で、新しい挑戦への準備もできている。これからどうなるか楽しみにしている」と今後への意気込みを語った。


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