ウディネーゼ残留を貫く

　イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ウディネーゼFWアントニオ・ディ・ナターレが、広州恒大のオファーを断っていたようだ。

　マルチェッロ・リッピ監督率いる広州恒大はこの春、ディ・ナターレ獲得に向けて2年で1000万ユーロのサラリーを提示していたようだ。だが、ウディネーゼのキャプテンはこれを断ったという。

『ガゼッタ』によると、ディ・ナターレの現在のサラリーが年俸120万ユーロ。中国移籍を受け入れれば、4倍以上の報酬を手にすることができた形だ。だが、家族のそばを離れたくないという希望もあったようで、ディ・ナターレは2004年からプレーするウディネーゼ残留を選んだそうだ。

　ディ・ナターレはかつて、ユベントスやミランからの大型契約も断った過去を持つ。また、『ガゼッタ』は、同選手が昨年、中東からの年俸350万ユーロのオファーも断ったと伝えている。

　なお、広州恒大はこの夏、同じく元イタリア代表のFWアルベルト・ジラルディーノをジェノアから獲得している。

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