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ミランでのタイトル獲得を願うF・トーレス

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CL復帰とともに勝利も望む背番号9

 ミランFWフェルナンド・トーレスが2日、入団会見に臨んだ。新たなミランの背番号9は、タイトル獲得への意気込みを見せている。

 フィリッポ・インザーギ監督が現役時代に使用していた背番号9を選んだF・トーレス。古巣チェルシーでは得点不足を批判されたが、ミランでは新たなスタートを切りたいと話している。クラブの公式ウェブサイトが同選手のコメントを伝えた。

「僕にとって最も大事なのは、チームに適応し、チームが向上するための助けとなることだ。ミランが偉大なクラブなのは、博物館を訪れなくても分かる。国内外のトロフィーをたくさん獲得しているんだ。僕にとっては大きな挑戦だよ。恵まれていると感じる。スタートが楽しみだ」

「僕が必要としていた新たな冒険だ。リーガエスパニョーラ、プレミアリーグと経験し、セリエAでプレーしたかった。ここに来ることができてすごくうれしいし、始めるのが待ち遠しい。かつての背番号9? 彼らのようにやれることを願っている」

 インザーギ監督については、次のように話している。

「選手としての彼は誰もが知っている。現役時代と同じ勝利への意欲や情熱で、今はセリエAでの冒険を始めたね。彼が僕のベストを引き出せると確信している。監督が僕を望んだということは、僕がこのチームの一員となり、役に立てるということだ」

 目標については、このように述べている。

「サポーターやチームが3位以内に戻りたがっているのを目にしてきた。ミランの歴史を考えれば、これは最低限の目標だ。僕らは勝ちたい。全力を尽くすと約束する。個人的には、できるだけ良い形、つまり勝って今季を終えたいと思っている。ミランがチャンピオンズリーグに戻ることを願うよ」

「スペインやイングランドでプレーするのは簡単じゃない。イタリアも簡単じゃないよ。難しい挑戦になればなるほど良い。僕は準備できている。ここでは戦術が重要だと知っているけど、早く慣れたいね。そうすれば、すべてがより簡単になるだろう。僕はプレーを楽しみ、大きな挑戦に臨む場所を必要としていたんだ。ミランでキャリア最高の日々を、第2の青春を過ごせるように願っている」

 古巣チェルシーにはエールを送っている。

「(ジョゼ・)モウリーニョ監督との関係は常に良かった。お互いに幸運を祈ったよ。ミラノにおけるサッカーへの情熱を話してくれた。モウリーニョの下で僕は多くを学んだんだ。彼とチームにエールを送りたい」

「リバプールやチェルシーには感謝しているけど、変化のときだったんだ。今は新たな冒険が始まる。これまでやってきたことをやれるように願っているよ。ミランで多くのシーズンを過ごしたい。成功とトロフィーに満ちたシーズンをね。すごくうれしいよ」

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