GKポジション争いを歓迎

　レアル・マドリーGKイケル・カシージャスは、27日に行われたリーガエスパニョーラ第6節ビジャレアル戦で先発に復帰して勝利したことを喜ぶとともに、GKのポジション争いを歓迎する様子を見せている。

　前節エルチェ戦ではケイラー・ナバスが先発に起用されたが、この試合では再びカシージャスが復帰。開幕戦以来となる無失点で試合を終えた。

　試合後のカシージャスのコメントを、スペイン『マルカ』などが伝えている。

「ケイラーはすごくしっかりと練習していて、プレーする権利がある。それだけの資格があるんだ。誰にとっても良いことだよ。僕らは1試合ずつ考えている。ただ考え方が異なるだけだ」

「どの選手たちが先発の11人に入るかは監督が決めることだ。それを尊重して、僕も選手の一人として仕事をしていく。全員が集中力を維持して、気を抜くことはないよ」

　大量得点を奪う一方で失点も目立っていたマドリーだが、今回は守備面に改善が見られたとカシージャスは語る。

「(8-2で勝利した)デポルティボ戦は少しおかしな試合だったけど、今日はもう少しうまく試合をコントロールできた。あの日の教訓を生かすことができたんだ」

「全員が一丸となって戦わなければならない。僕らは自分たちのチャンスを生かすことができたし、攻撃面でも守備面でもすごく興味深い部分のある試合だった。守ること、良い守備をすることが僕らの義務だ」

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