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ジダン氏:「私に対する妬みがある」

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母国メディアで不満を露わに

 レアル・マドリーのBチーム、カスティージャで実質的に監督を務めるジネディーヌ・ジダン氏が、自身の3か月の活動停止処分に不満を漏らした。

 名目上は助監督でありながら、監督としての役割を担っているため、監督技術委員会によってリーガ2部Bの競技委員会に訴えられたジダン氏。競技委員会は、元フランス代表MFに対して3か月の活動停止処分を科すことを決定している。

 ジダン氏は、母国『フィガロ』にこの件についての見解を述べている。サッカー界のレジェンドは、現状が自身への妬みによって生み出されたものと考えているようだ。

「すべての場所に妬みが存在する。スペインはもちろん、それ以外の場所でもね。私を訴える人間は、自分を利用すれば話題の人物になれると理解しているんだ。ほかの多くの監督が私と同じような状況にあるにもかかわらず、それらについては何も話されない」

「私は楽観的だ。クラブは最大限のことをしながら、私を守ろうとしてくれている」

 ジダン氏はフランスのコーチライセンスにおけるレベル3を取得中だが、カスティージャの監督を務めるにはレベル4と実習が不足している状況。一方スペインでは1部リーグで10年以上プレーした経験があれば、レベル3までを3か月、レベル4及びUEFAプロライセンスももう1か月で取得できる。

「私は3年前から、フランスでコーチライセンスの取得に励んでいるんだよ。スペインでは3か月で取得することが可能だが、自分はフランスで学び続けることを望んでいる。選手として成長したのはあそこであり、そこで監督にもなりたいと思っている。私はフランス人だからね。ほかの監督が3か月で監督となっている状況で、3年にわたって準備をしてきた私がチームを指導できないんだ」

「私を擁護する人間が少ししかおらず、ライセンスについてのみを説明するのは、実に強烈だ。なぜ私の足を引っ掛けようとするのか? 障害を避けていこうとは思っていないが、複数の人間は私を蔑むための機会として利用している。自分にとってはあり得ないような話だよ」


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