beacon

逆転の神戸が6戦ぶり白星…大宮は2連敗で勝ち点伸ばせず

このエントリーをはてなブックマークに追加
[10.26 J1第30節 神戸2-1大宮 ノエスタ]

 J1は26日、第30節を各地で行い、ノエビアスタジアム神戸ではここ5試合勝利のない10位のヴィッセル神戸が残留を狙う14位の大宮アルディージャをホームに迎えた。前半に1点ずつを奪い合って1-1で折り返した試合は、後半7分にFWマルキーニョスが決勝点を奪い、神戸が2-1の逆転勝利を収めた。

 ともに相手の守備に苦しみ、なかなかシュートまで持ち込めない展開が続く中、前半20分に大宮が試合を動かす。左サイドからMF家長昭博が上げたクロスはDF増川隆洋のクリアに遭うも、そのこぼれ球に対して走り込んだMFカルリーニョスが左足を振り抜く。地を這うような鋭いシュートがゴールネットに突き刺さり、1-0と先制に成功した。

 一方の神戸は前半22分にCKから狙ったマルキーニョスのヘッドはクロスバーに阻まれるが、同28分にMFチョン・ウヨンが鮮やかな直接FKを沈めて同点に追い付く。さらに同36分にはDF奥井諒のグラウンダーのクロスからマルキーニョスがシュートを放つも、GK北野貴之の好セーブに阻まれて勝ち越し点とはならず。1-1のまま前半終了のホイッスルが吹かれた。

 後半に入ると3分に大宮が神戸ゴールを脅かす。MF増田誓志のパスを受けたFWズラタンがミドルレンジから強烈なシュートを放ったが、GK徳重健太に右手1本で止められて、勝ち越し点を奪うには至らない。

 対する神戸は同7分、MF森岡亮太のスルーパスから抜け出したMF小川慶治朗がゴール中央でフリーで待つマルキーニョスへ。マルキーニョスが右足で合わせたシュートは北野に弾かれるも、その跳ね返りを自らヘッドで押し込んで逆転に成功した。

 その後ともにゴールを脅かす場面を作りながらも、スコアは動かず。2-1の逆転勝利を収めた神戸が6試合ぶりの白星を獲得。一方の大宮は3連勝後に2連敗となった。


▼関連リンク
[J1]第30節 スコア速報

TOP