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D・コスタ不在も3発勝利のチェルシー、モウリーニョはドログバを賞賛

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 プレミアリーグは3日、各地で第14節を行った。今季無敗を維持し、首位を快走するチェルシーはホームでトッテナムと対戦し、3-0で勝利した。

 チーム内得点王で今季11得点を挙げているFWジエゴ・コスタを累積警告で欠いたチェルシーだったが、3発奪っての完封勝利。前半19分にFWディディエ・ドログバのアシストでMFエデン・アザールが先制ゴールを決めると、3分後にはドログバが追加点。後半28分にはFWロイク・レミーがダメ押しの3点目を決めた。

 試合後、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は5戦ぶりの先発でゴールを決めたドログバを「非常に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」と賞賛。「当然、ジエゴのことは必要としている。それは当然の心理だ。ただ、起用できない選手のことを悲観することはない。ここには他にも信頼できる選手たちが揃っている。彼らは最高の結果を残してくれた」と話した。

 ドログバについて語り始めた指揮官は「彼はまずチームプレーを考えている。そこから自分のプレーについて考えているんだ。利己的ではなく、うぬぼれているわけでもなく、チームのために戦う」とコメントしている。

 ドログバは今季14試合のうちの11試合に出場し、先発は2試合のみ。しかし、36歳のベテランストライカーは、ベンチにいる時間が長くても腐ることはなく、短時間の出場でも結果を残している。ドログバに絶大な信頼を置くモウリーニョは「ベンチにいるときでも、最後の数分間で結果を残すことができる。彼はチームのためにボールを収めて起点となる。熱意と勇気を持って戦っているのだ」と熱弁が止まらない。

「彼がガラタサライでプレーしていた頃に、私はレアル・マドリーの指揮官として彼らと対戦した。その時に、彼はまだまだチームに貢献できると思ったのだ。精神面を見てもチームの役割に適応できると思っていた。全ての試合に出場できるわけではない。それでもチームの勝利のために重要な役割を担っている」

「クラブとしても彼に残って欲しいと思っている。当然、私も残って欲しいと思っている。彼が選手として人生を終えると決めるならば、それは尊重されるべきものだ」


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