全国高校サッカー選手権大会の得点王候補のひとりだ。流通経済大柏高のFW高沢優也(3年)は180cmの長身とスキルの高さを備える注目ストライカー。「流経のエース」が全国でもゴールを連発する。

以下、高沢コメント
●FW高沢優也(3年)
―選手権への意気込みを
「目標は日本一しかないですね。チーム的にも個人的にも夢だったので」

―それを実現できるチームになった
「周りからの注目とか聞いたり見たりしている。流経は日本一を獲れるということを見せたい」

―ただ、予選では苦しんだ
「もっと楽に行けるかなと思う試合もあったんですけど、(柏)日体戦とか最初出ていなくて先制点獲られて。獲り返せるかなと思っていたけれどみんなあまり動けていなかった。でも後半、相澤とか自分とか、福井が出て、自分でいうのも何なんですけどチームが戻ってきたというのがありました。苦しい中でチーム全員で戦えたのでチーム全員が一つになってこれたんじゃないかと思います」

―夏から取り入れられた5分刻みのメニューで集中力が変わった
「一個一個の練習で集中していくというのを自分は頭の中には入れていて、短い時間でいかに集中できるか。監督にも『集中力がない』と言われていた。選手権は80分、決勝は90分の中でいかに焦れないで戦えるかがカギになる。簡単に勝てるゲームが多い訳ではないので、集中力というのがゲームにも関係してくると思う。監督が海外で見て、これやっていたって言っていましたけれど、自分的にはいいと思います」

―きょうはアディゼロF50を着用していた
「普段から履いています。自分ナイトロ履いていたんですけど、友達のF履いた時に他の靴に比べて軽くて、薄いんで。自分の足に近い、素足に近い感じです。自分の足に合っていて、この靴履いて他の靴履くと合わないです」

―全国大会で見てもらいたい部分は?
「ヘディングと自分FWなんで、点を獲りたいです」

(取材・文　吉田太郎)