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マンU、QPRに苦戦も途中出場2選手のゴールで4戦ぶり白星

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[1.17 プレミアリーグ第22節 QPR0-2マンチェスター・U]

 プレミアリーグは17日、第22節を各地で行った。前節サウサンプトンに敗れ、11試合の無敗記録が途絶えたマンチェスター・ユナイテッドは敵地でQPRと対戦。前半はスコアレスで折り返したが、後半2得点を挙げたマンチェスター・Uが2-0で4試合ぶりの勝利をおさめた。

 マンチェスター・UはFWロビン・ファン・ペルシーが足首を負傷し、招集メンバー外。代わりにFWラダメル・ファルカオが2試合ぶりに先発出場した。また、今月8日に加入したGKビクトル・バルデスが2試合連続でベンチ入りしている。

 前半13分、MFフアン・マタのクロスから決定機。マタの右クロスからファルカオがワントラップして左足ボレー。これはGKに弾かれ、再びファルカオが詰めてシュートを放ったが、またもGKの好セーブに阻まれた。

 QPRの厳しいプレスにマンチェスター・Uがパスミスなどからボールを失う場面が多く見られるようになった。前半20分、QPRはFWボビー・ザモラが右サイドでDFジョニー・エバンスからボールを奪い、浮き球パス。これに抜け出したFWチャーリー・オースティンが左足でシュートを放ったが、GKダビド・デ・ヘアがセーブ。さらに31分、MFジョイ・バートンのパスからオースティンがドライブ回転のかかったロングシュートを放ったが、これもGKデ・ヘアの好セーブに阻まれた。

 前半をスコアレスで折り返したマンチェスター・Uは、後半開始からマタに代えてMFマルアン・フェライニを投入。10分、MFアンヘル・ディ・マリアの右クロスからフェライニのヘディングシュートはGKに阻まれたが、その3分後に先制点が生まれた。13分、FWウェイン・ルーニーが右へと展開したボールをMFアントニオ・バレンシアが中央に折り返す。これをフェライニが右足で押し込み、マンチェスター・Uが先手を取った。

 後半30分にはカウンターから決定機を作られたマンチェスター・Uだったが、相手のミスでピンチを逃れると、立て続けに右サイドを崩して、クロスからファルカオが飛び込むシーンも見られたが追加点を奪えない。38分にはディ・マリアの右FKからゴール前で混戦となるも押し込むことが出来なかった。

 それでもマンチェスター・Uは後半アディショナルタイム4分、カウンターからディ・マリアがドリブルで攻め上がり、右サイドを駆け上がってきた途中出場のFWジェームス・ウィルソンへと展開する。ウィルソンはそのままドリブルでPA内に侵入し、相手DFをかわして左足シュート。一度はGKに止められたが、跳ね返りを再びウィルソンが受けて、右足でゴール右隅に流し込み、2-0で試合を決めた。

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